願いを決めると、たいてい何かしらのインスピレーションが湧いてきたり、ヒントをもらったりします。
ここまではそんなに難しいことじゃないんです。
願いを「決めた」ら、脳内のRASと呼ばれるフィルターが、あなたの願いにつながるものや関係があるものを、目の前に拾い出してくれます。
たくさんある情報の中から検索をかけて、関連性があるものをあなたの目の前に、ヒントやインスピレーションや出会いという形で出してくれる感じです。
しかし、ここで問題が起きます。
ヒントって、思いつくのは簡単なんだけど、やるのはめんどくさいんだよね。(笑)
行動するには少しハードルが高かったり、手間がかかったり、勇気がいることだったりします。
あなたは変わりたいと思っているかもしれないけれど、あなたの中の潜在意識は超保守的なので、変わることを嫌います。
人間は、体温を一定に維持したり、心肺機能を一定に維持したりと、体に維持する指令をずっと出し続けていますよね。そのおかげで私たちはわざわざ考えなくとも、体や臓器を動かし、生きていくことができます。
この維持する命令は、あなたの意識や行動にももちろん「維持するように」命令を出しています。
なので、なにかヒントやインスピレーションなどの願いを叶えるためのアイディアを思いついたとしても、「維持するように」命令を出してきます。その変化させないための言い訳のトップに君臨するのが「めんどくさい」です。ちなみにナンバー2は「なんだかわからない不安」です。
これは言い換えると、それを行ったら、この主人に何か変化が起きそうだと脳や潜在意識が察知したときに、
「それはとってもめんどくさいよー。やっても何も起こらないかもしれないし、やるだけ無駄なんじゃないのー」とか
「それをやるのは不安だよ。そんなことして、もし××になったらどうするの?家族も絶対反対するんじゃないのー」とか
常套句の言い訳を持ち出し、なんとかして変化させないように持っていこうとするのです。
大事なのは、この部分。
ーそれを行ったら、この主人に何か変化が起きそうだと脳や潜在意識が察知したときー
つまり、「めんどくさい」と思ったときほどチャンスの印なんです!
だって、これをやったら、変化が起きそう!とめちゃめちゃ高性能の潜在意識コンピューターが判断したわけですから。
それにね、たぶん同じアイディアを思いついた人はあなた一人じゃありません。「思いつく」はかなりたくさんの人に贈られるギフトです。
でもね、そのギフトをもらった全員の潜在意識が一回は頭の中でこう囁くんです。
「それ、めんどくさくない?」「それ、ちょっと危なくない?」
めんどくさいから、みんなやらない。
みんなやらないことをやった人だけに、ご褒美が待ってるんじゃないかな。
わたしも、これまで口ぐせが「めんどくさい」だったので(笑)
ひどいよね。今でも言っちゃう時ありますが、言った後に「だからこそチャンスだ」って思い直すようにしてます。
アイディアが浮かんだけど、めんどくさいと感じたらそれがチャンスの印
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