「それ、常識的におかしいよね」
「あの人、常識がないよね」
社会に出て、私自身が言われたり、誰かの陰口として何度も聞いた言葉。
アインシュタインはこう言っています。
常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う
18歳までとは言わず、社会に出てから5年くらいまでの間にも、たくさんコレクションしていきます。
偏見、固定概念、社会から押し付けられたものの見方、判断の仕方。
あなたもいつのまにか、誰かの決めた「常識」という範疇の中で、誰かのイメージした「常識的な(≒一般的な)社員・妻・夫・母・父・子ども」などを演じていませんか?
その範疇の中にいる間は、あなたは今までと変わりません。
「常識的」と言われるこれまでの考え方が、今日のあなたを作ってきたのですから。
これからもその制限の中で思考していたら、現実は今と変わらないままです。
それに、あなたに「常識的におかしいよね」とか「あの人常識がないよね」とか「常識」という言葉を振りかざしてくる人たち。
その人たちの人生を見てみて下さい。あなたにとってその人たちの人生は魅力的ですか?できることならその人たちの人生に変わりたいって思いますか?
「常識」という言葉をよく使う彼らは、他人に厳しく、自分にはもっと厳しいです。
あなたは他人に厳しく、自分にはもっと厳しい人になりたいですか?
彼らの言う「常識」に従って演じていくと、彼らと同じような人生を作り出します。
特に職場や学校などでは、声の大きい人の「常識」がスタンダードになっていきます。
この声が大きい人というのは、意外にも社長とは限りません。世の社長さんたちは理想を追いかけている人も多いですから。
もっと身近な上司や、先輩に、いるかもしれません。親や友達やご近所さんやママ友かもしれません。
彼らも悪気がないから余計に厄介なのですが、「常識」というある種の独裁的なルールで枠組みを決めることによって、彼らにとっての組織運営がスムーズに行くようにコントロールしているのです。
でもこれはあくまで彼らにとってスムーズに行くように、ということ。
あなたにとって、ではないんですよ。
だから、小さな旗をあげましょう。
ーGIFT WORKー
明日、職場や学校に行ったら、彼らにとってではなく、あなたにとって理想の行動を一つ取ってみましょう。
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普段ならやらないようなことがポイントですよ。
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「自分の意見をきちんと持っている人」になりたいんだったら、会議で手を上げて発言してみる、とか
「仕事に追われずにプライベートや家族との時間を充実させている人」になりたいんだったら、定時キッカリで『おつかれさまでーす』と笑顔で帰ってみる、とか
いつもと違うことをやってみましょう!
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それで、まわりが不思議な目(白い目かもしれませんが……)で見てきたら、こっそりトイレや給湯室に行って、
めっちゃニヤニヤしてください。
あなたは、まわりが決めた「常識」の範疇から飛び出して、自らの意志で自分がなりたい姿になったのです!
白い目はあなたの勇気の証です!
「常識的におかしい」の常識って誰の常識?
その制限の中にいるから、いつまでも変わらないんじゃない?
明日職場に行ったら、いつもの常識と違うことを1つやってみよう。そしてこっそりニヤリと微笑もう。
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