引き寄せコンディションをあげていくために重要なポイントは、「すでにある」ものに気づくことです。
きっと、あなたは現状に満足していなかったり、何かが足りていないから、引き寄せの法則を使って願いを叶えたいのかもしれません。それは「お金」「恋人」「健康」「仕事」、今持っていない「何か」。
ですが、その何かが欲しい！と強く願うことは、すなわち、その何かが自分にとって全く足りていないと大声で宣言しているようなもの。つまり、何かが足りない状態をさらに引き寄せようと望んでいるのといっしょなのです。
欲しい未来をいったん決めて紙に書いたら、それはちょっと脇において、このギフトワークをやってみてください。
ーGIFT WORKー
欲しいものではなく、すでに今持っているものについて書き出してみましょう。
まずは今日２０個書き出してみましょう。
明日も２０個、3日目も２０個書き出してみましょう。全部で６０個書き出してみましょう。
例えば、あなたが今住んでいる家やアパートはありますか？
・・・確かに気に入らないところや不満は今の家にあるかもしれない。もっと大きくて素敵な家に住みたいかもしれない。
ですが、あなたはホームレスではありません。こんな寒い日に風や雪がしのげる家を持っていて、暖かい眠るための布団を持っています。
ほらもうすでに、家と布団の二つをあなたはすでに持っています。
では仕事は持っていますか？
・・・嫌いな上司や同僚がいて、全く気に入っていない仕事かもしれない。労働のわりに安月給で辞めるかどうか迷っているかもしれない。
ですが、あなたは無職でも無収入でもありません。今現在、スマホを見たりＰＣを見れるだけの環境や収入があり、毎月同じ日に振り込まれてくるお金があるのです。
ほらもうすでに、仕事とお金と家と布団と携帯の５つをあなたはすでに持っています。
家族はどうでしょうか。家族と呼べる人が一人でもいますか？
友達はいますか？
目は見えますか？指は動きますか？
病気になって入院したことがある人は、退院して家に帰ってきたときに普通にトイレに行けたり、食事をとれることがどれだけ素晴らしいことなのか知っているはずです。
しばらくすると、また忘れちゃうんですけどね。
あなたが欲しがっている今足りないものはこの先必ず入ってきます。
なので足りないものばかりを欲しがる前に、一度自分の今身の回りにある「あるもの」を数えてみましょう。
＊
そして、この書き出した「あるもの」たちがない暮らしを一度想像してみましょうか。もし家がなかったら、仕事がなかったら、布団がなかったら、あなたはどんな毎日を送っているでしょうか。
それらが当たり前に「ある」という世界にあなたは暮らしているのです。
「ある」を意識的に数え始めて、自分はこんなにたくさんの大事なものを持っているんだ！と気づくと、自然とその一つ一つに「ありがたいなぁ」と感謝の気持ちが沸いてきます。
今まで気づかないくらいに当たり前にあった、身の回りの物一つ一つに “感謝の気持ち” というプラスのエネルギーがくっついて、あなたからはプラスのエネルギーが出まくり、あなたの周りのものからもプラスのエネルギーが出まくり！という状態になります。
引き寄せの法則は単純な法則で、プラスのエネルギーが、また別のところからプラスのエネルギー（あなたにとって喜ばしいこと）を連れてきてくれるという、磁石のようなものです。
引き寄せコンディションを作るということは、あなた自身と、あなたが触れるものたちをプラスのエネルギーで満たしていくということです。
足りないもの＝自分に欠けているものばかり求めていては、マイナスのエネルギーを放出し続けているようなもの。これではあなたにとってマイナスのことばかりが引き寄せられてきてしまいます。
あなたはどこも欠けてはいないのです。
あなた自身も、あなたの周りにも、既にたくさんのものがこんなにもあります。たくさんの幸せや喜びがあります。
このあと、願いはきっと叶っていきますが、それが叶う前の今この瞬間から、本当は、あなたはもう満たされていたのです。
すでに持っているものを数えなさい
いつも「ない」ばかり言ってない？あなたはすでにたくさんのものを持っているよ。
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