先日、「あなたとあなたの愛する人たちは、この後すべてうまくいく」という記事で愛する人のことについて書きました。
「わたしには愛する人がいないんですが、自分だけじゃダメですか?」という質問がありました。
もちろん自分だけでも大丈夫。
ただ、人間というのは思いのほか自分自身には厳しいのです。
見返りのない無償の愛を、自分自身に与えられる人はかなりの引き寄せマスターだと思います。
なかなか、自分に無償の愛をおくることは、意識しないと難しいのです。
人間は、一番近い誰かへの愛情を知ることで、はじめて自分への愛し方を知るのかもしれません。
愛し方を知るための誰かは、人によって違います。
それは恋人や配偶者かもしれませんし、子どもかもしれませんし、ペットかもしれません。
子どもがいる方もいない方もいると思います。
なのでみなさんにあてはまるものではないのですが、私の場合は子どもが愛を教えてくれた存在でした。
子ども、特に赤ちゃんは、
そこにいるだけで奇跡のような光の存在。
いてくれるだけで感謝の気持ちでいっぱいになりますし、
この子にあらゆる幸せを与えたいという気持ちになりますし、
自分の中から愛のパワーが無限にあふれ出てくるのを感じます。
そこからあふれた愛のパワーは、子どもに対してだけでは収まらずに、
家族に、親に、友人に、職場の人たちに、お店の店員さんに、とわたしが出会う様々な人たちに向けられます。
愛情を向けたい気持ちに自然となるのです。
例えば、職場の部下が失敗しても、怒る気持ちにもなりません。
赤ちゃんのウンチが漏れても赤ちゃんを怒ったりしないのと一緒で(笑)、
自分のおむつのつけ方が悪かったかなーと思うように、部下に対しても自分の説明の仕方や指示の出し方が悪かったかなーと思いますし、
体が大きくなっておむつが小さくなったんだな、成長したんだなーと思うように、部下に対しても任せた仕事の範囲が小さくて意義を感じられなかったのかなー、成長したんだなーと思うようになりました。
愛を知ってから、まわりの人たちとの人間関係はどんどん良くなっていきました。
いつのまにか、愛したい人しかまわりにいなくなっていったのです。
その中には昔、大嫌いだった人たちもいますが(笑)、
わたしが愛であふれていると、その人たちの嫌な行動の発端には、伝わりにくい彼らにとっての愛や正義があったのだと、受け入れることができます。
そして受け入れると、彼らは嫌な行動をわたしに対してしなくなってくるのです。
しなくなるどころか、わたしのことを認めて、褒めて、頼りにしてさえくれるようになったのです。
すると今度は、身の周りの対面している人だけに収まらず、
こうしてインターネットを通じて見つけ出してくれたお一人お一人の力になれたらと、
自分が受け取ったメッセージを発信しています。
子どもから始まったわたしの愛の一滴が、自分からあふれだし、愛の波紋を広げていったのでした。
まずは最初の一滴を。
愛は人生を変えます。
身近なところからでいいんです。無償の愛に気づいてみませんか。
コメントを残す