求める前に与えること。
優しさも、愛情も、お金も、仕事も、すべてに共通するのは「先に与えること」
愛してほしい。
わかってほしい。
売れてほしい。
助けてほしい。
手伝ってほしい。
いつの間にか、「欲しい」が頭の中を支配していませんか?
「欲しい」は求めることです。
求め続けている間は、引き寄せの法則がなかなか効かず、実現が遠のいてしまいます。
求める前に先に与えるのです。
先に愛する。
先に理解する。
先にサービスや価値を提供する。
先に助ける。
先に手伝う。
難しいことではありません。
先に与えるとそれが自分に返ってくるとわかっていれば、気持ちよく与えられます。
ただし、過度な期待は禁物です。
「私はこれをしてあげたのに、相手はしてくれなかった」と思うと裏切られたような苦しい悲しい気持ちになります。これでは逆効果。
この言葉の大事なポイントは、
「してあげた相手から返ってくるとは限らない」というところです。
あなたの世界はすべて一つにつながっています。
あなたが右の人に与えたものが、一周して左の人から返ってくることもよくあります。
なので、「これをしてあげたから、相手がこうしてくれるはず」というのは見返りを求めていることと同じ。
私が先に与えると、なんだかいいことがあるんだよな。ラッキー!くらいの軽さでいきましょう。
私はその日、病気の母の足をマッサージしてあげることにしました。爪を切ってオイルでマッサージ。母はとても喜んでくれました。
そしてその帰りに本屋さんに寄りました。すると何故か本屋さんの入り口の自動ドアの横にカウンターが出ていて、そこでエステティシャンの人たちが、無料で10分間のハンドマッサージをしていました。
普段そういうところには立ち寄らない私ですが、その日はなぜか寄りたい気分になり、とても気持ちの良いマッサージをしてもらいました。
すっきりした気持ちで、車に乗り込んだとき、つい数時間前に私がしていたことを思い出したのです。
つまり、足のマッサージがハンドマッサージと言う形で自分に返ってきたことに気づいたのです。
自分が与えたものはまた別のところから同等のものが返ってきます。
欲しいのなら、まず先に与えること。
まず先に与えなさい。与えたものと同じものが自分に返ってくるから。
[…] 以前、「まず先に与えなさい」でも書きましたが、感謝も先に与える、先払いすることで、感謝したくなるような出来事が起こってきます。 […]