わたしは叶えたい願いとして、ずっとお金の目標を書いていたんですよ。
年収いくらとか、年末までに何千万手にするとか。
で、過去のノートや手帳を見返してみると、お金以外のことはかなりの高確率でほとんど叶っているんです。
でもお金のことだけが笑っちゃうくらいに叶わない。
すると、人はどういう行動をとるかというと、だんだん目標額を減らしていくんです（笑）
そうやって、「現金200万円を手に入れた」と未来の日記に書いたときに、頭の中から女の人の声がしたんです。
女の人「その200万で何がしたいのよ？それまで書きなさいよ。あと期限もね。」
わたし「えっ、なに？だれ？さ、3月31日までに、200万円がきちんと揃いました。この200万のうち80万は子供の学費口座に、100万を投資に回し、20万円で髪やマッサージやネイルや化粧品を買いました。これでいいですか？」
女の人「ねぇ…、それってあなたが本当にしたいことなの？」
わたし「えっ！」
女の人「200万、200万って言ってるけど、投資ってあなたが本当にしたいことなの？なんで投資をしたいの？」
わたし「えーと、働かなくても毎月お金が入ってくるように。」
女の人「あなたバカなの？そんなこと心配する必要は無いわ。お金は確実にいつでも入ってくるようになるから。未来の私が言ってるんだから間違いないわよ。そんなの気にしなくていいから、あなたの本当の願いは何なの？」
とかなりキレ気味に言われたのを覚えています。笑
そこで初めて、その女の人が、未来の私なんだとわかりました。
もうちょっと優しい人だと思うんですけどね。
わたし…
それに、未来の私なら、もうちょっと具体的に
全部教えてくれればいいのに…
なんてこともチラリと頭をよぎりましたが。笑
そのとき気づいたことは、お金が増えるためのお金とか、目的のないお金とか、安心したいがためのお金っていうのは、裏を返せば、現状への漠然とした不安、現状から抜け出したい、というものから出てくる願いなんですよね。
前にも言いましたけど、不安から来る願いは叶いにくいんです。
その日から改めて、自分が本当に願っているのは何なのか、考え直すことになったのです。
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