「叶った姿をイメージしなさい」
引き寄せの法則について聞きかじったことのある人なら、耳にタコができるくらい言われていること。
イメージする時の、わたしなりのコツをお教えします。
「叶った姿をイメージする」とき、そのストーリーは願い、すなわち理想の状態をイメージしていると思いますが、
そこに、3割くらい現実にもう叶っていることも盛り込むのです。
例えば、住んでいる家は、今の狭いアパートじゃなくて、広い一戸建てをイメージするとしても、使う駅はよく使う、何度も訪れたことのある駅を想像します。
すると、駅を出て家まで歩く道すがらのことは何度も経験していることなので、かなりリアリティをもって歩いている自分をイメージできます。脳の中で過去の体験を追体験しているということです。
そこで、到着する家だけは理想の家にしておくと、そこから先は完全に空想だったとしても、脳はどこまでが過去の追体験で、どこからが空想のイメージなのかを判別することができず、すべて実際の過去の出来事の追体験としてとらえてくれます。
だから、もし住みたい街があるなら、何度も行った方がいいですよ。
理想の家に住むことは今すぐできなくても、理想の街にいって目をつぶってもイメージの中で歩けるくらい、その街のことを脳の中に刻み付けることはできます。
これは、家だけでなくいろいろな理想のイメージに使えます。
恋人とデートなら、家で使うマグカップはリアルなものをイメージするとか、デートに着ていく服はもう買っておいてそれを脳内でもイメージするとか。もちろん相手は理想の人でいいんですよ。
こうやって3割以上(もっと多い分にはかまいません)リアルを仕込むことによって、脳や潜在意識に、もう実際に起こったことと認識させるのです。
あ、ここで一つ注意しておきたいのは、あくまでも叶った後のイメージです。叶う過程のイメージではありません。
わたしもよくやってしまいがちなのですが、叶う過程を事細かに妄想してしまうのです。
「遅刻しそうになって、食パンくわえながら走ったら、道カドで感じの悪い(でもイケメンの)男の子とぶつかる。学校につくとさっきの男の子が転校生として教室に現れた!」
こんな妄想が、あんな高確率で起こるのは少女漫画の中だけです!笑
もちろん、もっとすごい信じられないようなドラマチックな出会い方をするかもしれないけれど、
遅刻しそう×食パン×道カドでぶつかる×イケメン×転校生 という超絶天文学的な1通りの出会い方に限定していたら、
転校生以外の彼氏はできませんよ!
その前に……学生じゃなかった……制服着てなかった!
叶う過程は、いろんな方法を残しておきましょうよ。自分の頭の中では考えつかないような出会い方だってするかもしれないじゃないですか!
イメージするのは叶った後の姿。叶った瞬間じゃないですよ。叶った後しばらくたって落ち着いて、日常になった後の姿をイメージしてください。
そのとき、今すでにある現実をちりばめてリアリティを持たせることも忘れずに!
現実と理想をごちゃまぜにする
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