という記事を書きました。
わたしは自分の好きなものを分析するために、これまで様々なリストを作ってきました。
自分の好きを明確にすることで
↓
自分の選ぶものの判断に困らなくなり
↓
自分のテイストが明確になり
↓
自分の理想の姿に自分がもうなっている
という状態を作り出すことができます。
その中で、些細なことですが、
まずは自分のベースカラーをつくることをおすすめしています。
なぜ、ベースカラーを「決める」、ではなく、「つくる」にしているかというと
なかなか自分のベースカラーというのを持っている人が少ないからです。
何色にするのかという前に、
自分のベースカラーという概念を持ち、ベースカラーをつくることで、
自分のセルフイメージも少しずつつくりあげていくことができます。
わたし自身もまずはそこからはじめました。
マイリストに
「わたしのベースカラーは紺色。肌がきれいに見えるので自分に似合っている。凛とした清潔感のある雰囲気」
と、書きました。
すると、洋服を選ぶ時、手に取るベースカラーが黒ではなく紺色を取るようになります。
ほかの色を選ぶ時も、紺色に合う差し色を選ぶようになります。
小物も、紺色の大物(コートやパンツやニット)に合わせたときに似合うものをセットで考えます。
するとクローゼットの中が統一感が取れてくるので、少ないものでもコーディネートができるようになります。
ベースカラーが決まっていると、周りの人の印象も、それを軸にイメージしてくれるようになります。
自分の理想像と、本人の姿、まわりからの印象の3つの姿が一つに整ったとき、
人は自分らしく、ラクに、そして自信をもつことができるのです。
センスがない、のはじまりは、統一感がないということなのかな、と思います。
もちろんハズシのテクニックとか、あえてのアンバランスさを楽しめるおしゃれ上級者もいることでしょう。
だけど、自分に自信が持てない人に、あえてのアンバランスなんて積極的に楽しめるわけないんですよね。
そもそも、何と何を組み合わせたらいいかわからないからチグハグなコーディネートになる。
家にあるものを組み合わせても、統一感が取れないから組み合わせ方に迷うわけです。
このチグハグというのは、自分の心ともチグハグということ。
自分自身のセルフイメージにも、次第に違和感が起こっていきます。
小さな一歩ですが、まずはベースカラーを決めることで、
だんだんと統一感がとれ、少しずつ積み重ねていった毎日の違和感から解放されます。
さぁ、あなたのベースカラーは何色に決めますか?
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