会社が嫌で嫌で、今すぐ辞めたいと思っているわけじゃないのなら、聞いてください。
あなたの中にある「仕事を辞めたい」という感情。
それは「=夢を叶えたい」 ではないですからね。
よく、ここをごっちゃにする人がいるんだけど、
「やりたいことがあるから、会社を辞めたいんです」というのは、ちょっとおかしい。
そのやってみたいことが今の会社で実現できるなら辞める必要はない。
まず辞めなきゃいけないってわけじゃないんですよね。
A.「○○が嫌だから、会社を辞めたい」
↓
B.だから、会社を辞める理由を探す。
↓
C.「そういえば、わたしは□□がやってみたいと思ってたんだ」
=
A+B+C=「やりたいことがあるから、会社を辞めたいんです」
ってなってるんですよね。
このときは、「今嫌なこと○○」と「やってみたい願い□□」は全く別にして、切り離して考えたほうがいい。
「嫌なこと○○」の言い訳にした、「願い□□」は引き寄せの法則的にはうまくいきにくいんです。
不安や不満からスタートしたエネルギーの波動っていうのは、叶わないことが多いから。
A.「○○が嫌だから、会社を辞めたい」→辞める
≠
C.「そういえば、わたしは□□がやってみたいと思ってたんだ」→やる
AとCを関連付けないで、それぞれの行動に自分で「OK!」と許可を出して、やったほうがきっとどちらもうまくいきますよ。
やっていることは同じことのように見えても、エネルギーの種類は別のものになるので、結果や過程の気持ちよさが変わってくるはずです。
留学やワーキングホリデーに海外に行きたい子がいて、
そのために彼女は会社を辞めることを考えていたんですけど、
よくよく考えたら、辞める必要なんてないんですよね。
「休職して行って来たらいい。」
相談された私はそう答えました。
前例なんてなかったし、好きなことやるためだったら会社を辞めてから行くのが当然でしょ、という風潮があって
彼女も自分一人わがままは言えないと悩んでいたみたいだけど。
わたしはそれは不自然だと思った。
ほんとは、会社と社員は『 VS 』の関係じゃないはず。
社員がやりたいことをやれて、夢を叶えられて、そうやって増幅したエネルギーを会社のために、会社のお客様のために、また使ってくれる。
会社と社員は、本来、そうやって互いを高めあっていける関係のはず。
3か月や4か月の休職なんて、その社員が子供のころからやってみたかったことを経験できるエネルギーに比べたら、とても些細な事。
休職して願いを叶えさせてもらった社員は、きっと会社に感謝して、行く前と帰ってきた後に今まで以上の働き方で、会社に貢献したくなると思いませんか?
結果的にそれを許可した、その会社の経営者さんは、こういう大きなエネルギーの流れをちゃんと見えてるんだなぁと感じました。
人の上に立つ人(上司・中間管理職含めて)は小さな正義で、エネルギーを止めてはいけないですよ。
こういう話題になるとね、
「そういう個人のわがままを許すと、みんなに許さなくちゃいけなくなる」
「一人だけ、好きなことやって、他の人はがんばっているのに不平等だ」
という正義感の強い方もいます。確かに組織運営にそういう理論は成り立つし、これを言われると反論のしようがない。笑
だから、わたしが言うことは「正しいこと」ではないかもしれないけど。
エネルギーの循環という視点で見れば、
小さな正義でエネルギーを止めていると、その組織には小さなエネルギーの渦しか起こらないんです。
大きなエネルギーの循環の渦を起こしたいのであれば、管理しすぎず、社員のやりたいエネルギーをどんどん動かしていく。
それは必ず会社にとってプラスの循環として帰ってきます。
小さな正義で他人のエネルギーを止める人というのは、
ほんというと、自分の何か本当にしたい思いを理性(正義)で止めている人なんです。
なので、もちろんその人自身にも大きなエネルギーの渦は起こらない。
自分で自分のエネルギーも止めて、他人のエネルギーも止めて、会社のエネルギーも止めているわけです。
もし、これを読んでいるあなたが、上司や親や先輩などという立場で、他人のエネルギーを止めていることに気づいたのなら、
解き放て!
他人に許可を出せるようになると、自分にも許可を出せるようになるから。
さぁ、解き放て!
もし、これを読んでいるあなたが、海外に行きたかった彼女のように、夢と仕事を天秤にかけて悩んでいるのなら、
全部手に入れる方法があることを知ってください。
夢は、何かを犠牲にしなくても叶えていいんです。他人や上司からわがままだと“一時的に”思われてもいいんです。
1年後、2年後、戻ってきたあなたの溢れ出る高いエネルギーに、だれもそんなことは思わなくなっています。
「あのときはわがまま言うな!って思ったけど、行ってくれてよかったよ」なんて、昔の笑い話になります。
さぁ、あなたもあなた自身に「全部手に入れてOK!」という許可をだしましょう。
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