あなたには、こんな風になっていたいという理想の暮らしはありますか?
「お金持ちになりたい」とか「痩せたい」「恋人がほしい」ではなく、それらを手に入れた自分が、もっと日常的にどんな生活を送っているのか考えたことはありますか?
そこまでまだ具体的に考えられていないのならば、ぜひちょっと先の自分がどんな一日を過ごしている人物なのか、映画を見ているかのように思い描いてみてほしいのです。
そうは言っても、なかなか丸一日を思い描くのは難しい。
それならば、せめて朝起きる瞬間からの一時間を一緒に事細かに想像してみませんか?
ーGIFT WORKー
【STEP1】
ノートを開いて、目を閉じて、引き寄せの法則で叶えたいいろいろな願いが、すでに叶ったあとの自分に、まずなりきってみてください。
だからといって、何か行動しているところをイメージしなくてもいいんです。
願いを叶えた後の自分が、普通にただスヤスヤと眠っているところをイメージして、その自分になりきってみてください。
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【STEP2】
シーンの設定をします。次の1~8の質問に答えて、ノートに書き出してください。
1.場所はどこですか?
2.どんな部屋ですか?
3.起きる時間は何時ですか?
4.季節はいつですか?
5.どんな風に起きますか?
6.今はどんな朝を過ごしていますか?
7.何を飲みたいですか?
8.何を食べたいですか?
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【STEP3】
1~8の答えをつなげて、起きてから1時間のシーンを文章にして小説や映画風につなげて書いてみましょう。
わかりやすいように少し例を出してみますね。
◆鈴木裕子さん(仮名)の場合
【STEP2】
シーンの設定をします。次の1~8の質問に答えて、ノートに書き出してください。
1.場所はどこですか?→新しく借りたばかりのタワーマンション
2.どんな部屋ですか?→広くて天井が高い。海が見える。
3.起きる時間は何時ですか?→朝の8時
4.季節はいつですか?→日差しのあたたかな春
5.誰と(一人でももちろんOK)どんな風に起きますか?→一人暮らし。猫に起こされる。
6.今はどんな朝を過ごしていますか?→バタバタ。満員電車きつい。
7.何を飲みたいですか?→淹れたてのコーヒー
8.何を食べたいですか?→食べない
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【STEP3】
1~8の答えをつなげて、起きてから1時間のシーンを文章にして小説や映画風につなげて書いてみましょう。
↓
ふわふわのぬくもりが頬に触れ、鈴木裕子はまどろむ意識の中、うっすらと目を開けた。
アメリカンショートヘアのミルクが「ミャァ」と鳴きながらすり寄ってくる。
ミルクを優しくなでながら起き上がると、裕子は両腕をめいいっぱい伸ばして、「うーん」と大きく伸びをした。
ベッドサイドの時計に目をやると、時刻は8時前。
部屋中を暖かな春の日差しが包みこんでいる。
ついこの間まで、朝は時間に追われ、バタバタと準備のためだけに過ぎていく時間だった。家を出て、駅まで走り、満員電車でベルトコンベアのように会社まで運ばれていく。それがわたしの通常の朝だった。
だが、わたしの朝は嘘みたいに変わった。
キッチンへ行くとお湯を沸かし、じっくりとコーヒーを淹れる。「うん、すごくいい香り」
コーヒーの入ったマグカップを片手に、窓を開けベランダに出る。
雲一つない青空に鳥の声がチュンチュンと響く。目にはキラキラと日の光を反射した海の青が飛び込んでくる。
鼻先をくすぐる潮風に、裕子はスーッと深呼吸して空を見上げた。
例えばね、こんな感じですよ。小説風に書いてみましたけど。
文章のうまいへたはそんなに気にしなくていいです。
わたしの文章がうまいへたも気にしなくていいです(笑)
大切なのは情景が浮かぶこと。
五感が大事なので、肌触りや、季節感や、光や匂いなどを入れ込むと思い描きやすくなります。
そして書いたら、書いて終わりじゃないですよ。大事な大事なSTEP4があります。
【STEP4】
明日の朝、1時間だけ早く起きて、この「理想の朝」を実際に送ってみます!
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時間も実際の時間が可能ならばその時間で。無理ならば、時間設定はなしにしてやってみましょう。
場所は設定した場所のつもりでふるまいます。
セリフや行動(伸びをする。コーヒーを飲む。)などはそのまま行います。
最初に言いましたが、そこに寝ているのは “願いがかなった後の自分” ですからね。
その自分になりきって、自分の書いたシナリオ通りに演じてみてください。
このワークは私が願いが叶う前に実際にやっていたもの!なので、本当におすすめです。
なぜ朝が大事かというと、朝は誰にでも理想通りに過ごすことが可能なんです。成功した後の自分も、家で日常的に過ごす朝はそこまで突拍子もないものじゃないんです。
もちろん、今現在の慌ただしい戦争のような朝とは違うけれど、おそらく<寝ている→起きる→歩く→飲む→食べる>みたいな一連の行動はそんなに変わらない。
だけど、何を選び、どんな環境にいて、どんな感情をもつか、そのあたりが「理想の朝」と「現状の朝」では大きく違うから、きっと心地よさが違うと思うんです。
でも、今からあなたは変えられるんです。
どんな風に目覚め、起きて第一声めに何をしゃべり、何を飲み、どう思うのか。
それらはすべてあなたの意志一つで変えられるんです。
まずは朝の1時間から始めましょう。
理想の朝はどんな風に過ごしたい?
理想の朝を思い描いてノートに書いてみよう。
そして明日の朝、一時間だけ早起きして、その通りに行動してみよう。
[…] 昨日ブログに書いた「理想の朝を思い描いて、その通りに行動してみよう」 書き出してみて、今朝1時間早く起きて、実際にやってみた人、手を上げてください! […]
[…] 「理想の朝」の話が続いていますが、 わたしも自分でやっています。今でもやっています。 […]