テレビをつけると、どの局も同じことばかりを放送しています。
テレビが好きなのは、凄惨な殺人事件。とくにむごいものや連続殺人事件。
テレビが好きなのは、不倫スキャンダル。
テレビが好きなのは、政治家の賄賂と失言。
テレビが好きなのは、テロと花粉症。
来る日も来る日も、同じようなネタを、司会者がコメンテーターと呼ばれる人たちに
「○○さん、どう思いますか?」と意見を求めます。
このとき、それをテレビの前で見ているあなたの脳内にも、同じ質問を問われていることになります。
「あなたは、この事件についてどう思いますか?」
質問されると、脳は「いいこと」「悪いこと」のジャッジをしたがります。
多くの場合、悪いニュースですので、あなたの脳もその出来事が悪いことであるという理由を一生懸命探して、
答えを出そうとします。
こうやって、無意識のうちに、悪いことについての検索を脳内のスーパーコンピューターが自動的にしてくれます。
そして、あなたの目の前に「チン、できあがり!」と「悪いこと」を差し出してくれます。
テレビのニュースは、あなたにとって必要かどうかにかかわらず、「悪いこと」を刺激的だ!と思う人たちのために作られています。
「悪いこと」を見て、なんてひどい!と怒りたい人のために。
なんてかわいそう!と悲しみたい人のために、テレビのニュースは作られています。
最近の情報番組と呼ばれるものは、単純に何が起こっているか情勢を伝えるものではなく、一種のエンターテイメントだと思っています。
ある人たちにとってはそれは娯楽の一つなのです。
でも、引き寄せの力で、願いを叶えたい人たちにとっては、それは娯楽にはなりません。
他のいろいろなワークで引き寄せコンディションを上げていっても、
次の朝イチから「悪いこと」検索を脳内で始めてしまうと、せっかくのコンディションの力が悪い方に向いてしまいます。
それを避けるためにも、朝起きたらテレビをつけて、悲しみや怒りのニュースをルーティーンのように受け取ることはおススメしません。
テレビを全部否定しているわけではないんですよ。
わたしも、子供のころからテレビが友達で(笑)
テレビからたくさんのことを教えてもらいました。
いい番組もいっぱいありますよね!
だからテレビはね、録画した「見たい番組」だけ見るといいですよ。
向こうから無理やりにでも見せられる刺激的なニュースを、受動的に見るよりも、
自分が見たいと思う、自分のコンディションを上げてくれる番組を選んで、能動的に見る!
自分で「選んで」「行動する」。
この流れがとっても大事です!
朝は悲しみや怒りのニュースは見ない
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